それは、DoCoMoが2005年3月22日に登録申請していた"フルブラウザ"という商標が、どうも受理されていないらしいとの状況である。
特許電子図書館で調べたのだが、フルブラウザという単語は商標登録が行なわれていない。
そこで、NTT DoCoMoに「申請が拒否されたのか取り消したのかの結果をしりたい」と問い合わせてみたのだが、DoCoMoからの回答では「日時は解りませんが、申請が拒否された」との回答だった。
つまり、一般的用語であるので、登録が望ましくないとの判断で、登録を拒否された様だ。
まぁ〜これは登録申請が行なわれていた時点で、多くの人間が指摘していた事なので、当然と言えば当然である。
ただ、この拒否されていた事は周知されておらず、私が修正を掛けるまで、Wikipediaのフルブラウザの項でも
「フルブラウザ」という言葉はNTTドコモが2005年3月22日に商標として出願した。なお、フルブラウザという言葉自体はドコモが商標出願するかなり前からある言葉であり、実際にフルブラウザと呼ばれるアプリケーションも携帯電話でかなり普及している。商標登録が拒絶査定となる可能性もあるが、もし登録査定となった場合には、今後ドコモがこの言葉に対してどのような対処をしていくのか注目されている。となっていた。
[フルブラウザ DoCoMo 商標]で検索しても、申請が拒否された事を言及する記事などは見当たらない。
このフルブラウザの単語が商標として認められないと言う事は大きな事である。
何故なら、この機能を商品としたりサービスとして提供している所が多いからだ。
jig.jp
ibisBrowser
ぐるっぽ
ファイルシーク
mobazilla(pc2m)
Flash Maus(pc2m)
これらのサービスを総称するものとして一番妥当なのが"フルブラウザ"という単語だが、これがNTTだけに独占されたのでは、類似サービスの提供者は非常に困った事になる。
特に大々的にサービス展開をしているjig.jpには大きな痛手となるだろうし、
類する単語、PCサイトビューアーはKDDI(au)が商標登録をしているし、PCサイトブラウザもSOFTBANKが商標登録を済ませているので、
これらの名称を使って商業行為を行なうのは、後々問題が発生する可能性があるので、別の名称での営業を迫られる可能性があるが、
フルブラウザが独占されていないのであれば、名称をこちらにシフトする事が出来る。
まぁ〜何にせよ、NTTに独占されなくて良かった良かった♪
フルブラウザファン ドコモのフルブラウザも「パケ・ホーダイフル」で定額化